人として生まれてきて、自分はこの世に何を残すことができるのだろうか。財産か、人に役立つような事業か、後世に残るような名文か・・・。非凡でなくとも、誰もが後世に遺せるものとは? 著者である内村鑑三が明治27年に行った講演録であるこの本は、誰もが生涯持ちつづけることのできる人生の指針を与えてくれる。
人として生まれてきて、自分はこの世に何を残すことができるのだろうか。財産か、人に役立つような事業か、後世に残るような名文か・・・。非凡でなくとも、誰もが後世に遺せるものとは? 著者である内村鑑三が明治27年に行った講演録であるこの本は、誰もが生涯持ちつづけることのできる人生の指針を与えてくれる。
(kojiより)
私は内村鑑三イコール『余は如何にして基督信徒となりし乎』という本を書いた人という認識しかなく、しかもその本も読んでいないので大して興味が沸かなかったのですが、薄い本でしたので図書館で借りて読みました。
後世に遺したいものは1にカネ、2にビジネス、3に思想。これが明治27年(1894年)の敬虔なキリスト教徒の発言です。ちょっと興味が沸いてくるでしょう。ではカネも作れずビジネスも興せず、思想をものすことも出来ない人の人生って何?ちゃんと答えが用意してあります。